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BSからの驚くべき回答~REGNO GR-X IIの空気圧設定について

常吉

前回純正タイヤと違うタイヤを装着した際の空気圧設定法についてを書きました。

おさらいです。(JATMA→JATMA)
1. JATMA[乗用車用タイヤ空気圧~負荷能力対応表]を用いて、純正タイヤのLI(ロードインデックス)とカーメーカー指定の空気圧から前後タイヤの負荷能力を求める。
2. 同じ表を使って、新しく付けるタイヤのLI~空気圧の行の中から手順1で求めた負荷能力を満たす空気圧を求める。
JATMA→XLの場合は手順2でなく手順3を行う。
3. 空気圧別負荷能力対応表(XL規格)を用いて、付け替えるタイヤが1で求めた負荷能力を発揮する空気圧を求める。


しかしe84の純正タイヤ(225/45 R18 91V:JATMA規格)の指定空気圧はF240kPa/R280kPaです。これを上記の手順(1→3)でREGNO(225/45 R18 95W XL:XL規格)に変換すると、フロントは250kPaが適正値となるのですが問題はリアです。手順1でリアの280kPaに対応する負荷能力を求めようとすると規格範囲外で負荷能力を求めることができません。そこでBSの顧客相談窓口に問合せをしました。

そこで返ってきた驚くべき回答。
(要約)
フロントは10kPa増やして250kPa に、リアは30kPa減らして250kPaにするのが正しいのですが、お客様の場合は従来通りフロント240kPa、リア280kPa でお使いすることをお勧めします。

250/250が正しいけれど240/280を推奨ってどういう論理? 全く訳が分かりません(笑)。
想像ですが客相の手元にある簡易換算プログラムは手順1でJATMAテーブルをルックアップするに当たり、規格上限値250kPaを超える値を入力すると便宜的に250kPaの列を読み取るように作られているのだと思われます。しかしフロントに付けた場合空気圧を上げなければならないタイヤをリアに付けて空気圧を減らせばその負荷能力は明らかにBMWが要求する値に対して不足してしまいます。そこで上記の苦肉の回答になったのではと思います。
いやぁ、びっくり。

フロントを10kPa増やすことは疑いない事なので、今後はリアも10kPa増しの290kPaで使うことにしました。当たらずとも遠からずでしょう。

インチアップ、インチダウン、スタッドレス装着などでLI(ロードインデックス)の違うタイヤを履かせる(=適正空気圧が変わる)ことは日常茶飯事にあることです。もしも私のように頓着せずに純正タイヤと同じ空気圧で使っていた方がいらっしゃったら是非一度ご自身で適正空気圧を調べてみることをお勧めします。


   
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Posted by常吉

Comments 2

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t34hayabusa  
勉強になります。

何時も気付きをありがとうございます。

タイヤの規格と
自動車のタイヤ使用の設定値、
本当は、
理論的に決めたいのでしょうが、
最後は安全性を担保できる範囲で、
好みの設定にして下さいと、
言う事なのでしょうか・・・

同じ質問を別のタイヤメーカーにすると
違った回答になるかも知れませんね。

2020/03/20 (Fri) 10:22 | EDIT | REPLY |   
常吉  
To t34hayabusaさん

そうだと思います。
「安全性を担保」した上で好みの設定にすべきだと思います。
でもBSの「リアは30kPa下げるのが正しい。」は明らかに不安全方向への誤りですので困ったものです。
客相の担当者は中身を知らずに簡易計算器を使っているのでこんな答えを出してしまったんでしょうね。
今回は自分で調べていい勉強になりました。

2020/03/20 (Fri) 21:04 | EDIT | REPLY |   

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