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知らなかった!純正タイヤを別なタイヤに交換した時の空気圧設定法

常吉

前回BMW X1のタイヤをBMW純正のランフラットからBSのラジアルに換えたことを書きました。
そこでふと思ったのは空気圧はどうすればいいんだろうか??

そんなもん車のドアの所に書いてあるだろう、と思われる方も多いと思います。
はい、確かにX1にもこの通りタイヤサイズと乗車人数ごとに前後の指定値が示されています。
bmwx1IMG_4474_R.jpg

しかし、元々ついていた純正タイヤは225/45 R18 91V、今回付け替えたのが225/45 R18 95W XLとサイズこそ同じなのですが、片やランフラット片やラジアルなので適正空気圧が変わるのではないかと思ったのです。サイド剛性がランフラットよりも低いラジアルは空気圧を上げなければいけないのではないかと。

いろいろ聞いたり調べたりした結果、タイヤの適正空気圧を知るのって意外に厄介なんですね。

タイヤには加えることが許される最大質量(kg)が決められていて、それを表す指標LI(ロードインデックス)を使ってタイヤに表記されています。上の二つのタイヤを例にとれば前者のは91(JATMA規格)、後者は95XL(XL規格)であることがわかります。適正空気圧を決めるのはこのLIであって、ランフラットだからとかスタッドレスだからということではないのです。

上の二つのタイヤは規格が違うために話が複雑になるので、まずはある車に於いてJATMA規格のLI=95タイヤをカーメーカーが空気圧190kPa で純正指定していたとして、それを同じJATMAのLI=91のタイヤ に換えた時の適正空気圧を算出してみます。

まずLIですが、JATMA[乗用車用タイヤ空気圧~負荷能力対応表]をご覧ください。
タイヤの負荷能力はLIと空気圧によって変化し、LI91のタイヤは最大615kgの負荷能力を、Li95のタイヤは最大690kgの負荷能力を持っていることが分かります。そして最大負荷能力というのは空気圧が240kPa(タイヤサイズによっては250kPa )の時の負荷能力を指していることが分かります。(BMW X1の場合この250kPaが後で問題となるのです。)

表から指定空気圧190kPaの時のLI=95 のタイヤの負荷能力は600kgであることが読み取れます。すなわちこれがカーメーカーが要求している負荷能力となります。次にLI=91のタイヤで空気圧190kPaの所を見てみると負荷能力は535kgとなり、これでは要求値を満たさないことが分かります。LI=91のタイヤで今までと同じ負荷能力600kgを満たすためには空気圧を230kPaまで上げないとならないのです。これを知らずに純正と同じ空気圧で使っていると乗り心地以外はいろいろまずいことが起きるようです。

こうしてLIが違うタイヤに交換した場合の適正空気圧を求めるのですが、私の場合のようにJATMA規格のタイヤからXL規格に換える場合はもうひと手間必要になります。負荷能力を変えないという考え方は同じなのでこちらをご覧ください。→空気圧別負荷能力対応表


しかーし


X1に付いていた純正タイヤはJATMA規格にも関わらずリアの指定空気圧は280kPa!これってJATMA規格の範囲外なのでBMWが要求している負荷能力を調べようがありません。要求負荷能力が分からなければ95XLタイヤにどれだけ空気を入れればいいか調べようがないわけです。

しかたなくBSの客相に問い合わせた結果の驚くべき回答はまた次回のお楽しみ。


   
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Posted by常吉

Comments 2

There are no comments yet.
t34hayabusa  

そうなんですね、
何だか、
メーカーが吊しで乗る事を
押し切る様な姿勢を感じます。

今の車は、
オイル交換もメーカー保証から
制限があったりなど、
オーナーのセルフカスタムが、
難しいですね。

2020/03/17 (Tue) 19:29 | EDIT | REPLY |   
常吉  
To t34hayabusaさん

確かに言われてみればそうなのかもしれませんねぇ。
BMWはタイヤにすら独自の認証マークを付けさせている始末です。
故障にしても最近の車はディーラーでさえ修理ができず、何でもかんでもアッシー交換。
ディーラーは儲かるけれどユーザーはたまりませんね。

2020/03/17 (Tue) 21:24 | EDIT | REPLY |   

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